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『死にたいけどトッポッキは食べたい』ペク・セヒ(著)

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タイトルを聞いたことがある!という方も多いのではないでしょうか?
日本での韓国エッセイブームの火付け役と言っても過言ではない大ヒットエッセイ。
BTSのRMが枕元に置いていたことからも、一躍話題に。
著者であるペク・セヒ氏は、10年以上軽度のうつ病、不安障害と闘っており、
自身の治療記録として、カウンセラーとの会話内容が綴られた本書。
会話ベースで進んでいくので、普段本を読まない方でも手に取りやすい構成です。
死にたいけどトッポッキは食べたい、生きるのが辛いけど、好きなことはしたい。
ペクさんのありのままの気持ちを包み隠さず描いた本書は読者の強い共感を呼び、いまや日韓合わせて50万部を超える大ベストセラーに。
韓国エッセイ本の入門書としてもおすすめ。
『あやうく一生懸命生きるとこだった』ハ・ワン(著)

メンタル本大賞2021にもノミネートされた本書。
40歳を目前にして突然会社を辞めてしまったイラストレーターのハ・ワン氏。
ある日、「一生懸命生きてきたはずなのに、幸せになるどころか、どんどん不幸になっている気がする。」と感じ、
「今日から必死に生きないようにしよう。」と心に決めます。
そんなワン氏が綴る「頑張らない生き方」は、激しい競争社会に疲れた韓国の若者の共感を呼びました。
日本の小説や音楽、映画を引用した文章が時折登場するので、親近感を抱きながら読み進められます。
努力は必ず報われない。そんな不条理な世の中だからこそ、
結果だけでなく、過程も大事にしようと伝えてくれるワン氏の語り口が多くの人を勇気付けました。
社会に対して日々生きづらさを感じている人、「一生懸命生きている」人にこそ読んでほしい一冊です。
『僕だって大丈夫じゃない』キム・シヨン(著)

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第18回 ハンミ随筆文学賞 優秀賞受賞作品。
生と死が隣り合わせで緊迫感溢れるER(救急医療)の医師から、片田舎の小さな診療所の医師になった著者のキム・シヨン氏。
常に何かに追われていた救急医療の現場とは正反対の平穏な医師生活を日常を過ごす中で、
幼少期からの日課だった日記をSNSで公開したところ、出版社の目に留まり書籍化。
患者に「大丈夫、死なないから。」という言葉をかけ続けてきたシヨン氏は、
ある時、自分自身も患者たちに生かされているということに気づきます。
医師も一人の人間であり、患者たちと悩んだり落ち込んだり。
「自分だって、大丈夫じゃないのに。」と感じる気持ちに寄り添ってくれる一冊。
『怠けてるのではなく、充電中です』ダンシングスネイル(著)
大学で心理学を学び、自身も無気力症、うつ、不安症に苦しんだ著者。
日記感覚でイラストと短文をSNSにアップし続け、書籍化に至る。
無気力状態の時、文章を読むことさえ辛かったという自身の経験から、
イラストと短文のみで構成されており、絵本のように気軽に読み進められる。
「パリパリ文化」と呼ばれるほど何事においてもスピードを求められる韓国社会で、
おっとりした性格の著者は、生きづらさを感じながら育った。
自身のアイデンティティを大切にし、踊るように楽しみながら、おっとりと生きていく。
「踊るカタツムリ」を意味するペンネームには、そんな意味が込められている。
目まぐるしい世の中で、無気力感や憂鬱感を抱く全ての人に届けたい一冊。
『ありのままでいい 自分以外の誰もが幸せに見える日に』チョ・ユミ(著)

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「エピソードを読む女」の名で知られる著者は、20~30代の共感を呼びSNSで絶大な人気を誇っており、フォロワー合計は120万人以上。
数々のエッセイを出版し、多くの人々を勇気付けてきた著者が、初めて自らのエピソードを綴った自叙伝的エッセイ。
生きていくうえで感じるモヤモヤや怒り、悲しみなどのリアルでネガティブな感情的を丁寧に言語化。
ポジティブな感情だけでなく、ネガティブな感情も抱くありのままの自分を認め、
大切にして生きていくためのメッセージが綴られている。
自分を肯定し、背伸びせず生きていく為の一冊。
コロナ禍で色々な行動が制限される中、孤独感を感じやすかったり、ストレスが溜まりやすい現代社会。
皆さんも、ストレスが溜まり疲れた時や、癒されたい時に今回ご紹介したエッセイをぜひ手に取ってみてください。
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